違うところと同じところの巻【たびえもん通信92号より】

先月から外国人の留学生を自宅に招き、一泊してもらうボランティアを始めました。彼らは9月に来日したのですが、中には旅行が好きで、忙しい授業の合間を縫ってすでに鎌倉などの見どころを訪ねている人もいました。

 

古い文化が残っているのは歴史地区に限らず、むしろ最近では交通の便の良くない山あいの街や半島の先に原風景が残っている事が多いようです。

能登の朝市でおばあさん達が出す魚や野菜の露店を見た時、私の曾祖母がリヤカーを引いて山を越え、行商に出ていたエピソードを急に思い出しました。

朝市の屋台。いしるを塗って焼いたあつあつの竹輪! うま〜!

 

畑でとれた野菜や釣った魚の余分を町に出て売る、そんな小さな商いを営む女の人達が昔は日本中にいたのでしょうね。そして、こんな風に地元の産物でつつましくも独特の文化を築いてきた土地というのは世界中いたるところにあるのだと思います。

 

チャンスをつかんではるばる日本にやってきた留学生たち。日本独自の文化に沢山触れて知るのと同時に、表面的な違いを越えた人間の本質的な生き方や共通点にも気づいて欲しいなと思います。

 

 

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言葉は信用になるの巻【たびえもん通信91号より】

カフェを始めようと居ぬき店舗を借りた時、最初に困ったのは残っている不要な什器や家具類の処理でした。

リサイクルショップに電話しても少量すぎる、忙しいなどの理由で断られ、最後に電話した店のおじさんが二つ返事で駆けつけてくれました。

 

おじさんは相方にイラン人を連れてきたのですが、その人の日本語がとても上手いのです。敬語も丁寧語も使い分け、発音も明瞭。逆におじさんは典型的な下町言葉でしかも早口、何を言っているか良く分からない(笑)。そんなデコボココンビのおかげで店内はキレイに片付きました。

 

旅行で、お客様として外国に行くのであれば、片言の英語でもなんとかなるのですが、仕事をして生活していくとなると話は違います。彼の流暢な日本語は、この国で生きていくための強力な武器になっていると感じました。

 

この事を思い出すにつれ、少しでもいいから英語の勉強を続けようと思うのですが、現実はそう上手くいかず…。

 

しばらくどこかに籠って英語修行したくてたまりません!!!

 

 

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石垣島の女将からの巻【たびえもん通信90号より】

石垣島で、昔ながらの民家を改装した宿に泊まった事があります。
夕食には女将さんが作った沖縄料理がテーブル一杯に並びました。

 


次の日、たまたまフロントで彼女と私が二人きりになりました。
本島でひめゆりの塔を訪ねたと話すと「どう思った?」と訊かれました。

「史実が重すぎて、言葉が見つからないです」と答えると、女将は戦時中九州に疎開していたこと、本島に残った友人達はひめゆり学徒隊に動員され、皆亡くなったことを事務仕事の手を休めずに淡々と話してくれました。

最後に「沖縄を観光で楽しんでくれるのはいいの。でも、そういう事があったということも知って、忘れないでいて欲しいの」と話を締めくくりました。

後で知りましたが女将は民宿経営の傍ら、沖縄料理の研究家でもあり、本も出版して精力的に活動されていました。
年齢を伺ってびっくりしたけれど(今でいう美魔女)、睡眠時間は毎日4時間、ほぼ無休で働いていると笑っていました。
人生を無残に絶たれた友人の分まで懸命に生きようとしている背中でした。

 

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本当の親切は何げなくの巻【たびえもん通信89号より】

昔、ブルガリアを日本人女子二人でぶらぶらしていた時の事です。

バスの窓から見える雰囲気があまりに可愛い村があり、何も考えずに途中下車しました。

 

ホテルはおろかレストランや商店すらあるのか怪しい小さな村。紆余曲折あって、村人のお宅に泊めてもらえる事になりました。

 

朝起きると家の奥さんが手招き。行ってみるとテーブルの上にスポンジケーキが山と盛られており「どうぞ」。

一瞬迷いました。素泊まりの条件だったはず。後から朝食代を追加で払えと言われるんじゃないか…?

 

奥さんはコーヒーを並々注いだカップをドンとテーブルに置き、目で促してきます。

「ええい、騙されたら、勉強代と思えばいいや」と肚をくくって席につき、一口頬張ればまあ美味しい事美味しい事。後でお金を請求される事は無く、私が疑り深いだけでした。

 

この一件以来、相手に最適な親切を的確なタイミングでポンと差し出せる余裕ある人になりたい! という理想が私の中に出来、それ以来、そのようなふるまいが出来ているかどうか時々自問しております。

 

 

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【体験ルポ】35歳からの「自分スタイル」を作るショッピング同行レッスン

先月(2019.6)スリランカとモルディブの研修旅行に行くにあたり、どんな服装で行けば良いかよく分からず、相談にのっていただいたのがカラーコンサルタントの入澤あきこさん

 

彼女は学校で色彩学を教えたり、洋服のスタイリングを主に手掛けていらっしゃいます。女性起業家サロンでお目にかかってから何度かお話をする機会があり、そのお人柄や装いに関する深い知識、洞察力に感動して5月某日、お買い物に同行していただきました。

 

35歳からの「自分スタイル」を作るショッピング同行レッスン@新宿

https://www.street-academy.com/myclass/57603

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女に事前に服を見立ててもらったおかげで、出張前は「何着ていこう」と慌てる事もなく下調べなどに時間を使うことが出来ましたし、現地ではホテルマネージャーとの会食から船に乗っての沖釣りまで(これは本当に想定外w)、あらゆるシーンに対応できました。

 

予算を伝えれば金額に応じた洋服を探して頂けますし、何より、自分一人で街に出て、あちこち店を回ったあげくにいつもと同じような服を買って疲れただけ…という結果にならないのはありがたいところです。せっかくお金と時間を使うのだから、自分のイメージがぱっと好転する体験、ファッションの醍醐味を味わいたくないですか?

 

 

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プラスチックと海の巻【たびえもん通信88号より】

先月、旅行業界の関係者だけが参加できるスリランカとモルディブの研修旅行に行ってきました。

毎日ホテルを移動し、マネージャーに部屋や設備の案内をしてもらい、食事もご一緒して、さらにその合間に観光もして…となかなか忙しいスケジュールでした。


プラスチックごみが世界的に問題になっていますが、スリランカでもモルディブでも、紙製ストローがすでに当たり前でした。プラストローを使っている店は「イケてない」と現地駐在の日本人スタッフが断言していたのが心に残っています。


モルディブのリゾートでは、海水を精製した飲料水がガラス瓶に詰められて、各部屋に置いてありました。

これはペットボトルを減らす取り組みの一つです。

 

右下のポケットに入っている瓶が飲料水。

 

海洋学者を招聘して、海の状況を調査させたり、宿泊者に向けて環境保持啓発のための講義を開いているリゾートもあるそうです。
自然を守る意識が想像以上に高く、プラストローが未だに主流、街のそこら辺にペットボトルが落ちている日本の現状がちょっとお恥ずかしく感じられた旅でした。

 

 

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旅レポ08 リゾートからマーレへ、ボートと国内線を使って

旅レポ01 スリランカを代表する2つの世界遺産を巡りました

旅レポ02 無数の島々の国モルディブ、水上飛行機で移動します

旅レポ03 モダンな雰囲気が持ち味のリゾート【ノク・モルディブ】

旅レポ04 海中レストランもあるラグジュアリー・リゾート【コンラッド】

旅レポ05 絵本に出てくるような可愛い島【ミリヒ】

旅レポ06 お手頃な価格帯で楽しめるリゾート【アマヤ・クダラ】

旅レポ07 島の規模が大きく、スパもおすすめ【センターラ・グランド】

 

 

さあ、いよいよ旅も終盤となりました。
センターラ・グランドからボートに乗り込み、空港がある島まで移動します。

アリ環礁にあるマーミギリ空港。島は今までの華やかなリゾートと一転、ひなびていて静か。

 

こういう雰囲気も嫌いじゃないです。と言うか、大好きです…。


空港のチェックインカウンターではパスポートのみ提示すれば搭乗券を出してくれます。


ここで1点注意。モルディブ国内線の飛行機には、アルコールの持ち込みは禁止されています。リゾートにいるとあまり意識することはありませんが、ここはイスラム教の国。もし荷物の中に酒類が入っていると没収、場合によっては罰金が科される事もあるようですので、お酒はリゾートの中で楽しんでくださいね。


空港内にある売店。モルディブの通貨ルフィヤで販売されています。

リゾートでは米ドルでの表記が普通でしたので、新鮮です。

 

機内の注意書きはモルディブの公用語(ディベヒ語)が使われていました。

これもリゾートではまず目にしなかったので、不思議な気分です。
この国はリゾートエリアとローカルエリアで、全く世界が違うのですね。。

 

マーレ空港の国際線出発ロビーは、一度入場すると再度施設外に出る事はできません。
もし、帰国の前にマーレの街中を散策してみたい場合、ローカルのスーパーで買い物をしたい場合はガイドツアーもあるようです。

 

空港内のお土産物売り場。

小さな空港ですが、かなり充実しています。


他国で生産された商品が多く、輸送量が上乗せされているのか割高な印象でした。。


探せばモルディブ製の民芸品なども見つかります。

キッズコーナーもありました。

 

最後のお買い物も楽しんで、沢山の思い出とともに日本に帰ります。

駆け足でスリランカ、モルディブの5つのリゾートを巡る旅でした。

 

スリランカも、モルディブも観光地の発展は進む一方です。特にモルディブは島ごとに個性ある魅力的なリゾートが沢山ありますので、今回のレポートも参考に、お好みにあうリゾートを見つけてくださいね!

 

 

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旅レポ07 島の規模が大きく、スパもおすすめ【センターラ・グランド】

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旅レポ08 リゾートからマーレへ、ボートと国内線を使って

 

今回の旅で最後に訪ねたリゾートです。
センターラ グランド アイランド リゾート&スパ モルディブ


島は比較的大きく、ファミリーからハネムーンまで幅広い層が楽しめるリゾートです。

タイ系資本とあって、美味しいタイ料理がいただけます!


また、少し前まで日本人スタッフが常駐していたという事で、そのせいでしょうか。
日本語で書かれた丁寧な資料をいただきました。言葉にご不安のある方も安心してご滞在いただけます。

 

デッキの向こう側、ベージュのフェンスで囲われた部分は改装中のインフィニティプールです。(2019.6)


インスタ映えしそうなポイントがリゾートの随所にあります!

 

 

 

 

水上ヴィラ。


お部屋によってはデッキにハンモックがあります。

 

 

 

陸上ヴィラ。丸屋根が可愛らしいです。


外から見ると1階建てに見えますが、2階建てです。


1階はリビングとシャワー&バス、2階は寝室です。

 

こちらはスパに力を入れているリゾートで、設備が大きく、ハーブティーやオイル、石鹸などの直販もあります。

 

お試しで40分間のフェイシャルスパを体験しました。顔への施術だけかと思いきや、足の塩マッサージから始まりリラックスできました。他にもタイ式マッサージ、フットマッサージなど男性も気軽に受けられるメニューが豊富に揃っています。

 

マリンアクティビティにも参加しました。夕方から夜にかけてのフィッシングツアーです。船で少し沖まで出てから釣り開始。


写真に写っているカラフルなリングがリール兼釣り竿になります。日本では見た事のない、豪快な釣り道具です! 針に餌をつけ、リングに巻き付けてある釣り糸をほどきながら海中にたらし、あたりが来るのを待ちます。


釣りが好きな人はもちろん楽しめますし、それほど興味が無い人も、夕暮れ時の移り変わる景色をのんびり楽しめます。

 

朝食は「THE CLUB」で取りました。こちらは追加料金を払いIsland Clubコースを申し込んだお客様だけが入れるレストランです。アラカルトメニューに加え、フルーツやチーズなどが一部ブッフェ形式で提供されます。インテリアが可愛くお洒落です。

 

 

 

 

 

赤くて可愛い潜水艦はグラスボート。船底がガラス貼りになっていて、シュノーケリングやダイビングがまだ難しい小さなお子さんも魚やサンゴを見て楽しめます。

 

ビーチにあったサイン。遊泳時間が定められていたリゾートは、今回訪ねたリゾートではここだけでした。
基本的にどこのリゾートも、個人の遊泳については誰も守ってくれません。
日本の海水浴場のように遊泳区域が決められていたり、救助訓練を受けた監視員が常に見守ってくれるような丁寧さはありません。
「自己責任」ですのでくれぐれも安全に注意して海遊びをお楽しみください!

 

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ミリヒ・アイランド・リゾートから再びボートに乗り込み、

10分足らずで到着したアマヤ・クダラ・モルディブ


ここはスリランカ・ダンブッラで宿泊したアマヤ・レイクと同系列のリゾートです。

 

 

島内の樹木はよく育っています。

 

陸上ヴィラを海側から見るとこんな感じです。

 

さらに近づいて、陸上ヴィラの全容

 

水上ヴィラ。建物はどれも白で統一されています。

 

どのカテゴリーの室内も、青をポイントにあしらったインテリアです。

シンプルで上品にまとめられていました。

 

 

こちらは、宿泊した部屋のベッドです。天蓋付き。


 

遊泳ポイントを示した地図。


この島は周囲に堤防があり、外洋からの強い波を防いでいます。
堤防の内側(水色部分)は波が穏やかでお子様も安心して遊べます。堤防の外周側(オレンジ色)は波が高く注意が必要ですが、リーフが充実していて魚も沢山見られますので、シュノーケリングをお楽しみください。

 

今まで訪ねたリゾートでは意外になかった自転車。宿泊者は自由に使えます。

 

インフィニティプールから見るサンセット。

とても幻想的です。ハネムーンの方もちらほら。

 

レストランで夕食を終えて部屋に戻ると、チェックアウトの時刻などを記したレターが部屋のドア下に差し込まれていました。

 

コンラッドのように部屋のTVに連絡メールが入るスタイルもあるようですが、このように紙のレターが届くリゾートもまだまだ多いようです。

 

 

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コンラッド・モルディブからボートで約10分。次に訪ねたリゾートはミリヒ・アイランド・リゾートです。

先にも少し触れましたが、今回の旅行は旅行業界者向けの研修旅行でした。
限られた日数で多くのリゾートを訪ねるために、こちらには泊まらずランチと設備案内、シュノーケリング体験のみの数時間の滞在でした。変則的で、こういう旅程は普通は無いです。でも魅力は充分に味わってきました!

 

桟橋から見た島の全景。
まるで絵本に出てくるような可愛らしさじゃないですか?

数あるモルディブの島の中でも、小さいほうだそうです。

 


島全体が小さな隠れ家といった風情です。

 

レストランは広々としており、屋根が高く吹き抜ける風が気持ち良いです。

 


料理も一つ一つ手が込んでいて、魅せ方が上手です。

 

水上ヴィラは2室1棟の構造です。

 


よく動線が考えられた設計で、必要な物がコンパクトに室内に収められています。

 

水上ヴィラのデッキから海へと続く階段。海の中にご注目ください。
降りるとすぐにリーフが広がり、カラフルな熱帯魚が泳ぐ恵まれた環境です!

 

島から見ると、桟橋の右側に海上バーがあります。

 

海上バーに移動して、島側を見た景色。反対側に回ると一面の海です。


夜、ここでお酒を飲むのは格別だろうな…と妄想。
リピーターさんが多いというのもうなずけるリゾートでした。

 

 

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